ゲートウェイの創立者は2年半前にカンボジアにやってきたミヤノ宣教師夫妻。旦那よりクメール語が達者な白人のクリスティーナさんと、見た目は現地人のようなのに日本語と英語を流暢に話すタカさんは、内実ともにユニークなカップルです。
タカさんは、大学卒業後イギリス・スーダンなど様々な国のNGOでボランティアを続けたそうです。しかし、経験がなければ雇ってくれない「お高い」NGOや、高給取りの政府支援機関が、被支援国との間に見えない壁を作っていることに疑問を抱き、また、だまされても感謝されなくともただ無償に人に施すことのできない自分の限界を身にしみて感じたといいます。
この数年間の国際的ボランティア活動を通してタカさんが必要としていた「経験」は得られましたが、タカさんの心には今だ満たされない「虚しさ」が残っていたといいます。そのタカさんを救ったのは、彼が「援助」しているはずのカンボジアの国で出会ったクリスチャン団体でした。
そこでキリストの愛に出会い、人への支援と信仰を両立できるこの「宣教師」という天職を発見したそうです。
後にカナダの神学校にて妻・クリスティーナさんと出会い、結婚後数カ月後に不思議とまたこの国カンボジアへと帰ってくることとなります。カンボジアに来て、いつ・何を・どのように宣教活動をするのか・・・若い二人は何も知らずにやってきました。宣教師仲間のミニストリーを手伝い、カンボジア人、文化、彼らの必要性などを学ぶ中、教会を基盤とした孤児院「ゲートウェイ(Gateway)」を始めるビジョンが与えられたといいます。
ゲートウェイは正確には、孤児院ではなく教会です。ここでのすべての活動・生活にキリストが臨在し、聖書の教えが生活すべてを通して具現化され、孤児、そして恵まれない子供たちが愛と信仰によって育てられることを第一の目的としています。
ゲートウェイの主な活動
1:ゲートウェイ孤児院
宮野夫妻のかねてからの祈りが応えられ、2008年夏にゲートウェイでは孤児、そして恵まれない子供たちの受け入れが始まりました。ゲートウェイの子供たち一人一人は、海外のスポンサーファミリーの援助により教育・生活が支えられ、また教会が基盤となる孤児院での共同生活により、神様の愛を教えられ霊的にも成長していきます。海外スポンサープログラムに興味のある方は、『スポンサープログラム』をご覧ください。
2:未亡人の為の長短期保護施設
ゲートウェイでは、離婚・死別などの理由から未亡人となった、特に子ども連れの女性たちの長短期滞在も受け入れています。
3.小さな日曜礼拝
この地域には子供や若者を意識した形でのプログラム、また日曜礼拝をおこなう教会がありません。そこでゲートウェイに住む子供たちのための小さな日曜礼拝を始めました。まだ教会として登録していないゲートウェイは、そういったプログラムに公な形で外から人を招くことはできません。主の生きた御言葉と共に、少しずつ芽が育まれ、いずれは地域に住む多くの子供たち、若者を招いた、主への愛と喜び、そして活気に満ちた教会を立ち上げる日が来ることを祈っています。
これらのプログラムを支えるために、ゲートウェイでは長期で私たちと共に奉仕して下さる方を求めています。もちろん短期でいらっしゃる方も大歓迎です。
現地との連絡について
ゲートウェイについてご質問のある方は、宮野貴仁氏まで直接ご連絡くださるか、
ゲートウェイ孤児院日本担当までご連絡ください。
ゲートウェイ孤児院(カンボジア)連絡先
宮野貴仁・クリスティーナ (住所:PO Box 924, Phnom Penh, CAMBODIA)
TEL: 012 791 473 Email:scotchmist05(AT)yahoo(DOT)co(DOT)jp
聖書キリスト教会 ミッション部門 (松本まで)
Email: mission(AT)seishokirisuto(DOT)com または info(AT)seishokirisuto(DOT)com Tel:03-5984-3571
宮野タカ&クリスティーナ(ゲートウェイを代表して)